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【SideM】人生は、賭けみたいなもんでも、良いかもしれない【リメショ】

 

次郎先生のリメショで号泣して、少し自分に優しくなれた話。

 

 

 

10月1日、プラチナデイズガシャ更新日。もとい、何の前情報もないリメンバーショットが公開される日。

 

その直前まで私は、ずっと何かに追い立てられるような気分でいる日々が続いていました。

そろそろ、将来について具体的に考えなければならない頃合。そう思い始めていた時に色々あり、早く志を決めなければどんどん選択肢が減っていくことに気付いて、「あっ将来ってこんな風に決まっていくんだ」と感じてしまった。そんななんとも言えなくて、やり場も無い失望感を抱えてから、何を頑張るべきなのかも分からないのに、頑張らなくちゃいけない、自分は変わらなくちゃいけない、と焦り始めていました。

“ちゃんとした人生でいなくちゃいけない”、という思いで何をしていてもずっと気持ちが重苦しい。しかもその時は、自分で自分が焦っていることに気がついていなかった。そうして、疲れているのに胸がザワザワして休まらないような気分の日々が続いていました。

 

 

 

そんな中で迎えたリメショ更新日。

 

 

 

 

更新画面を見て、担当じゃなかった……!とホッとしたのも束の間、すぐに教育実習生時代の次郎先生の姿が目に飛び込んで来ました。

わ、若い……!めっちゃ緊張してる……。

 

そうして、色んなことを考えながらその写真を見ているうちに、ボロボロと涙を零している自分がいました。

人間の身体というものは不思議なもので、1度泣き始めると止まらなくなる。ガシャ更新でこんなに泣くことある……?!?!と自分でも訳が分からなくなりながら2時間ぐらいずっと泣いてました。

この時は顔ぐしゃぐしゃにしながら無理やり就寝体制に入ったので、どうして自分がそこまで泣いたのか分かりませんでした。そこから色々考えたけど、翌日の自分のツイートが1番分かりやすいと思ったので一部引用します。

 

 

今でこそ気だるげで大人の魅力バシバシで、肩の力を抜いてってよく言っていた次郎先生も、初めて生徒の前に立った時はあんなにピシッとした格好して緊張してて、今では想像もできなかったけどその顔は確かに次郎先生で、あぁ、次郎先生にもこんな頃があったんだってストンと落ちてきて、

でも彼は今アイドルで、キラキラしてて、じゃあそのガチガチに緊張していた頃の経験は全部無駄になったのかっていうと「この頃の思い出が今に繋がってる」って言うんですよ。

ここから今の次郎先生に至るまでのことは想像に任せるしかないのだけど、少なくともこの時展望していたであろう教師としての人生からは外れてる訳じゃないですか。でもチェンジ前の次郎先生すごく幸せそうなんですよ。失敗とか、辛いこともあったけど、案外楽しくやれてるよって声が聞こえた気がして……

 

 

私の中での次郎先生のイメージを一言で言うと「大人」でした。見た目も、中身も。

良くも悪くも熱くなり過ぎず、自分や周りの肩の力を抜くことが上手くて、大人かつ教師としての余裕と優しさがある、そんなイメージ。

これまでのストーリーでそんな彼が色々な経験の中で熱くなっていく様を見てきました。

そして、それ以前のことは深く考えたことは無かったけれど、心のどこかで、この人はずっと「肩の力を抜くのが上手い人」でいたんだろうなと思っていました。

 

そんな次郎先生も、教育実習が始まる時にはガチガチに緊張していた。そのことが、たった1枚の写真からいっぱいに伝わってきて。次郎先生にも、こんな頃があったんだって。

上手く言えないけど、「大丈夫だよ」って言われた気がして。ずっと、ちゃんとした人生にしなきゃ、と息詰まっていた私に、そんなに緊張しなくていいんだよ、と伝えてくれている気がして、それでボロボロ泣いてしまったのかなって思います。

 

 

 

次郎先生のソロ曲、『GOLD〜No.79〜』の中で何度も歌われるフレーズがあります。

 

「賭けみたいなもんだよ 人生なんてさ」

「賭けみたいなもんだよ 運命なんてさ」

 

以前は、教師から流れるようにアイドルになって、どんどん変化していった彼自身のことを歌っているだけにしか聞いていなかった。

でも今はそれ以上に、枠に囚われようとして息詰まる必要なんてない。頑張ることは大切だけど、そればっかりじゃない。人生どう転がるか分からないんだから、ほどほどにね。と、そんな風に聞こえるようになりました。ここ以外にもこれまでとは違う聞き方ができて楽しいです。

 

 

 

リメショでボロボロに泣いた翌日は、めっちゃ眠かったけど、すごく心は軽かった。

どう転がるか分からない人生だから、不安もあるけど、少しずつ少しずつ頑張ろうと思えるようになりました。

なんというか、山下次郎の人生に「救済」されてしまったなぁと思います。ちょっと大げさな気もするけど、多分これが今の私の気持ちに1番近い言葉なのだと思います。

 

 

ふとした所に、少しだけ前を向けるきっかけが隠れている。そんなSideMが大好きだなぁと思った話でした。

 

 

 

 

 

リメショのあれそれが分かるかもしれない生配信

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